ブログをご覧の皆様、こんにちは。

通信制高校サポート校　トライ式高等学院　横浜上大岡キャンパスのスタッフです。

9月26日（火）13:30～15:30に横浜市立南図書館にて図書館イベントを行いました☆

まず、図書館に着いたら、各自で好きな本を選んでもらいました♪

その後は、図書館の方が図書館の会議室を特別に貸してくださり、そちらに移動しました。

そして、学校連携担当の司書の方に南図書館のご紹介をして頂きました。

まず、図書館とはどういうものか、についてご説明頂きました。

図書館は無料で本が借りられますが、図書館の中にあるものが無料で購入されているわけではなく、

税金で運営されているそうです。

そして、税金をなぜ使えるのかというと、それは日本が一人一票をもつ民主主義国家だから、

どの方でも本を読んで情報を得ることができる、とのことです。

こういった視点で図書館を利用されている方は少ないかもしれませんが、

図書館のありがたみを実感するエピソードですね。

続いて、南図書館についてお話し頂きました。

南図書館には１１万冊の蔵書があり、図書館十進分類表に従い、配置されています。

数字だと桁を自由に変えられ、順番がはっきりして便利なのだそうです。

南図書館では１階が子供の本、２階が大人の本を所蔵しています。

子供の本は２ケタの数字で表し、大人の本は３ケタ+小数点を使って表しています。

また、文学の棚などはそれでも足りないので、著者名の最初の１文字も分類に使っているとのことです。

ちなみに中学生向けまでが子供の本で、高校生以上が大人の本、と分けているとのことです。

２階にはティーンズコーナーを設け、

子供と大人の区分に埋もれてしまうティーンズ（13歳～19歳）向けの本の中から

ピックアップして棚を設けているそうです。

司書の方からは以上のようなご説明をして頂き、その後は自分たちの選んだ本について話合いました。

内容は①どうしてこの本を選んだのか、②ここまで読んだ内容

上記２点について書き出し、順番に発表をしました。

以下、生徒さんたちから発表のあった作品を載せます。

・斎藤一久著か『高校生のための憲法入門』

・森昌麿『恋路ヶ島サービスエリアとその夜の獣たち』

・吉本ばなな『キッチン』

ちなみに講師からは、新実南吉『手ふくろを買いに』をご紹介しました。

挙げて貰った本に関して、その後30分ほどディスカッションを行いました。

今気になっている本を選んでくれているので、他の生徒さんたちも興味津々で話しました。

例えば『高校生のための憲法入門』などは、いじめと人権といったテーマや

法律そのものに関する内容もあるため、高学年の生徒の方が身近に感じるようでした。

お互いに思いやりをもって会話していたのが印象的な会となりました☆

今回は、皆の持っている感性や読み取る力、関心の深さなどに感嘆しました。

この図書館イベントは、生徒さんの希望があり生まれた会です。

とても充実した会となりました。

また第二弾もできたらと思います！

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