キャリアガイダンス　■□仙台校＠通信制高校サポート校トライ式高等学院□■

みなさん、ハッピーハロウィーーン！！！

からの、もう１１月ですね。

みなさんそれぞれ、来期のための受験や進学といった「自分の進路」に忙しい時期ですね。年末は年の終わりということで、終わりがあれば次を意識するのか、「これから」に真面目になる時期ですが、ひとりだと不安だし心細い、、、そんな時期に、通信制高校サポート校のトライ式高等学院仙台校では、「キャリアガイダンス」を実施しました。キャリアとかガイダンスとか堅そうだけど、要は「なんでも相談会」いままで気に留めなかったキャリアのことについて、しっかり学んだ後に、ひとりひとりのケースまで落とし込んでいったお話をしました。以下、案内文をご共有です。

“平成２７年１０月２０日（火）　仙台市の大学関係者の方を実際にお呼びして、生徒がいま抱える不安や悩みにダイレクトにお応えするガイダンスを行います。大学と専門学校の違いや、受験方法や大学生活、就職活動の実態など、なかなか聞けないリアルな話ができるチャンスです。簡単な心理テストのような自己探究ツールを用意しています。それをベースに、その子にあわせたキャリアカウンセリングや、進路相談、模擬授業などを行います。”

イベントといえば、食べたり、遊んだり、楽しい行事。そんな中、唯一といっていいお堅い感じのイベントでした。キャリア教育を謳う通信制高校サポート校トライ式高等学院ならと、当校独自で開催したのは初かもしれません。最初は、こんな堅いイベントに人が集まるかな〜と心配でしたが、蓋を開けてみれば、当日の飛び入り参加も含めて、今期最多１０名以上の生徒さん、親御さんが参加してくれていました。「みんなに、いまのうちに、もっと考えてほしいこと、触れてほしいことがある」そう願っている、こちらの想いが伝わったようでした。

以下、今回ご協力頂いた講師からのメッセージです。

初めての試みに協力するというものでしたので、ご期待に応えられるか、緊張もありました。しかし、教室の入り口を入ると、熱心に机に向かう生徒の皆さんと、さりげなく見守る先生方の温かい眼差しがあり、私自身の緊張もほぐれました。講座の開始の時には１０名ほどの生徒さんが着席されていて、私を待って下さっている気持ちが伝わってきました。

講座は３つの段階に分けて準備していきました。まず、一般的な「進路」の種類や「免許・資格・検定」の違いなどをプリントを使ってお話し、その後、「職業レディネス・テスト」を行いました。「レディネス」とは「準備ができているかどうか」という意味です。日常のいろいろな作業の場面について「好きか、嫌いか」「得意か、不得意か」などを答えることで、自分に向いている業種や職種を探ることができます。生徒の皆さんはみんな熱心に答えてくれていて、自分の内面を少し掘り下げることができたようです。

最後の段階は、それをもとに少し個人的に声を掛けてお話をしました。１０名もの生徒さんでしたので、トライの先生方もお手伝いくださり、「意外だね！」「やりたいって言ってたことにあってるね」など、将来の進路について無理なく話題が拡がったようです。ただ、今回の講座を実施して少し気になったのは、「自信」を示す尺度が極端に低い生徒さんが多かったことです。能力＝自信ではありません。自信は「自分への見方」ですので、これを改善していかなければ、なかなか大海原へ漕ぎ出すことは難しいのでは・・と思いました。

トライの生徒さんに限ったことではなく、今の若者は自分に自信が持てないと思っている人が多いようです。年齢が行けば行くほど修正が難しくなるので、できるだけ早く自分にしかできない経験を味わって、そこで感じたことを力に変えていけるように、周囲の大人たちが支援していければと思います。

■講師プロフィール

増田 学身　工学部建築科を卒業後、建築士、インテリアコーディネーターの資格を取得。子育ての傍ら夜間大学院で教育学を学び、専門学校での実践を実証するため「キャリア教育」を専攻。修了後、キャリアカウンセラーの資格を取得。自身の子育てに対する試行錯誤の経験から、保護者にとって最も近しい存在として、ボランティア活動「親のための教育カフェ」を続けている。子育て最中の問題にどう対処すれば良いのか、経験や大学院で得たその答えを伝えながら「キャリア教育」の研究と実践を続け、ご家庭と学校と、すべての大人が力を合わせて子育てをしていく環境づくりを目指す。

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