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岡山 倉敷校ブログ記事

文化祭が開催されました!~展示編~

こんにちは、ブログをご覧下さり有難うございます。
倉敷市にあるトライ式高等学院倉敷キャンパス(通信制高校サポート校)です。

今回は、前回の文化祭レポート第2弾「出店編」に続き、最終回「展示編」をご紹介します。およそ30点もの個性溢れる作品が出揃いましたよ!

■本格派ぞろいの「絵画作品」の中で注目を集めたSさんの「無題」

絵画展示は、アクリル・油絵・水彩と技法も豊富。色を重ねた深みのある作品や、タッチの勢いからエネルギーが伝わるものなど、完成度の高い作品が並びました。

中でも倉敷キャンパスのSさんが出展した「無題」と題された絵画は、多くの来場者を魅了しました。作品前でじっくり時間をかける来場者が多く、「この色の重なりがすごい」「めちゃくちゃ上手いね!」と語り合う光景も。

Sさんのこの作品は、実は倉敷芸術科学大学のイラストコンクールに出展されたものでした。そこで素晴らしい賞を受賞したのですが、それを倉敷校の先生達に話したら「せっかく優秀な賞をもらったのだから、みんなに見てもらったらどうだろう」と推奨され、今回の文化祭でお披露目となりました!

「私の作品の特徴は色をたくさん使うこと、そしてコントラストの強いものが描きたかった」とSさん。もともと中学と高校1年間を美術部に所属し、絵を描いていたそうです。

「自分の絵が展示される機会ってあまりないのですが、こうして文化祭でたくさんの人に見ていただけて嬉しかったです!」


■色と世界観が広がる「イラスト展示」

毎年高い人気を誇るイラストコーナー。今年は「自分の“好き”を描く」をテーマに、キャラクター、風景、動物などジャンルの幅広さが一段と際立ちました。
陰影にこだわった本格的なものから、色彩豊かで世界観がしっかり作り込まれた作品まで、表現方法は実にさまざま。来場者からは「色づかいがすてき!」「どうやって描いたの?」といった声が多くあがり、生徒が誇らしげに説明する姿が印象的でした。

倉敷キャンパスからはMさんがゲーム「原神」のフリーナをパソコンで描いて出展してくれました。「好きなキャラを液晶タブレットで描き、プリントしてラミネートした」。10時間もかけて描いた力作です。


■思わずクスッとする「川柳コーナー」

短い言葉に想いがギュッとつまった川柳展示では、3つのテーマ「秋」「地元」「青春」から選んで作られた句が並びました。
ユーモアから情緒まで、読んだ人それぞれの心を軽く揺らす作品が並び、立ち止まって和む方の姿も多く見られました。


■温もりあふれる「手芸作品」

手芸コーナーには、時間をかけて作られた温かな作品が集合。
かわいい編みぐるみや繊細なステッチが施された小物に、「細かい…!」「家でも作ってみたい!」と驚きの声があがり、思わず顔を近づけて見入る人も少なくありませんでした。手仕事ならではのやさしさが会場全体を包んでいました。


■ミニ博物館のような「虫の研究レポート」や「ミニチュア粘土」も!

ユニークだったのは昆虫の研究展示。てんとう虫についての発表も行われていましたよ!
「虫苦手だけどこれは面白い!」「知らないことがいっぱい」と、生徒も来場者も興味津々。面白い視点と探究心が光る展示となりました。また、ドーナツなど食品系のミニチュア粘土の展示も注目を集めていました。


■展示が教えてくれた“個性”

展示会場を歩いていると、生徒それぞれの好きなもの・興味・気持ちが鮮やかに可視化されており、「こんな世界が好きなんだ」「こんなに努力していたんだ」と新しい発見ばかり!
文化祭の展示は、静かな熱気と創作の喜びが詰まった、温かい時間となりました。生徒たちが生み出した作品の数々は、まさに青春の一コマとして輝いていました。

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