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長野校講師リレー投稿🎉「美しきシモネッタ」

長野県、北信・東信地区の

皆さんこんにちは。

通信制サポート校

トライ式高等学院 

長野キャンパスです。

今回のお話は

雑学王🫅🏻大島先生による

ルネサンス時代の絵画から

格調高いこぼれ話を

どうぞ✨🎤

⭐👦🏻⭐👩🏻⭐🧑🏻‍🦱⭐👧🏻⭐👨🏻

唐突ですが、皆さんは
アメリカの命名の由来を

ご存じでしょうか?

普通は発見者の名前が冠されるはずなのですが
クリストファー・コロンブスは

南米コロンビアの国名に使われています。

正解は

イタリアの探検家アメリゴ・ヴェスプッチ

に、ちなんで名づけられました。

なぜなら、コロンブスは
西インド諸島の発見者であり
アメリカ本土の発見、開発は

ヴェスプッチたちの手に
委ねられていたのです。

その辺の事情を書き出すと、
それだけで話が長くなるので
このあたりで止めておいて

本題に移りたいと思います。

さて
時は16世紀のイタリアのフィレンチェ、
まさにルネサンスの花が

咲き誇ろうとする頃でした。

先のアメリゴ・ヴェスプッチは
フィレンチェの有力貴族の一員でした。

当時のフィレンチェを事実上支配していたのは
メディチ家という金融業者から立身した有力商人でした。

(先ほど貴族と書きましたが
当時のフィレンチェには貴族階級というものが存在せず
事実上、商人たちの手に権力が握られていた
という稀有な時代でもあったのです)

当時の君主
ロレンツォ・デ・メディチ
(後世イル・マニフィーコ=豪華王と呼ばれます)は
まさにルネサンスの立役者とも言うべき人であり

法王庁からの宗教的干渉を排除し
文芸を奨励し、芸術家の保護に努めました。

彼の絵画に登場する女性像は
ギリシア神話のビーナスが再現されたとの
評判だったとのことです。

そのモデルの一人と推定されているのが
シモネッタ・ヴェスブッチです。

名前を見て閃いた人は鋭い!
先に書いたアメリゴの同族であり

同時代人だったのです。

このシモネッタは
ルネサンスの三大美人
と称せられるほど
美しい人だったそうです。

(あとの二人は誰?と聞かれそうなので
私の意見を先に書いておきます。

モナリザのモデルとなったエリザベート・ジョコンダと
教皇アレクサンドル6世の娘、ルクレツア・ボルジアですが

もちろん諸説あります)

シモネッタは
ロレンツォの弟ジュリアーノ・デ・メディチと
恋仲になるのですが

不幸にもジュリアーノは暗殺に倒れ、
シモネッタも若くして亡くなります。

彼女の死をフィレンチェ中が嘆き
その美しさを永遠に記憶に
止めようとしたとのことです。

ボッチチェルリの
「春=ビーナスの戴冠」には
二人の姿が描かれているという説もあります。

さて、ボッチチェルリには唯一
シモネッタの姿を写した肖像画が

残されています。

その名も「美しきシモネッタ」

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