カナダ留学体験記

みなさんこんにちは！

通信制サポート校トライ式高等学院熊本駅前キャンパスです☆

当ブログに足を運んでいただきありがとうございます(*^-^*)

7月に熊本キャンパスの2年生のAちゃんがCanadaへ留学へ行きました🍁

様々な体験をしてきたAちゃんに今回は留学体験記を書いてもらいました🤗🌟

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私は7月中旬にカナダへ2週間短期留学に行ってきました。3年前から留学の願望はありましたが、コロナ禍、高校受験や高校に入ってからの課題や課外授業などに追われ留学を断念していました。しかし、今年は17歳になる年齢で子ども留学の最後のチャンスだということから念願のカナダ留学を決めました。

▲ Stevestonの漁港で

学校は現地の語学学校に通い、毎日9時から15時まで授業を受け、After Schoolでカヤックなど様々なアクティビティに参加しました。現地では基本的に電車、バスを乗り継いですべてひとりで行動しました。日本の人だけでなく、韓国、台湾、ブラジル、メキシコから来ている人たちが多かったです。学校内は英語以外の言語は禁止なので常に英語での会話でした。

▲Dear Lake Parkでのカヤック

▲リンキャニオン吊り橋

▲UBCの旗（UBCとは・・1908年創立のブリティッシュコロンビア大学（UBC）は、北米有数の大学で、常に世界でトップ40以内にランクされています。）

▲UBCのモニュメント

常に英語なのではじめはみんな緊張しますが、みんな英語を学びにきているので「間違えて当たり前」、「使うことでさらに英語力を伸ばそう」という考え方がありとても効率的な学び方だと感じました。そして英語は世界の人を結ぶことのできる言語です。私自身も海外の友達を沢山作って帰ってきました。英語力を伸ばすだけで仲間の輪も日本にとどまらず世界に作ることが出来ました。

英語力upだけでない経験もできました。グローバルな経験は世界のいい面も考えさせられる面も沢山ありました。カナダは多文化社会でいろんな国籍、いろんなルーツを持つ人が集まっている国で、言語だけでなく、肌・目・髪の色、考え方などすべてが「違って当たり前」そんな考えが根付いているような感覚がしました。その一方で人種差別や経済格差について考えさせられる場面もありました。私自身も留学中にアジア人差別的な言葉を浴びました。通学中毎日、日本に住んでいたら信じられないほどの数のホームレスが道路に寝ている姿を見てきました。世界中が見習うべき考え方、世界で考えなければならない問題、どちらの面もそこに行ったから考えられること、意識することがありました。

2週間の短期留学でしたが、自分自身の英語の学習についての考えも変わりました。「英語は海外に行けば自然と身に付いてくるし、上達して喋れるようになる」このような考えを持つ人は少なくないと思います。私もこのような考えを初めは持っていました。だからこそ英語を学んだ早い段階で留学に行きたかったです。しかし、現実、英語は2週間〜5週間の短期留学では英語を少ししか話せない人が劇的に英語がペラペラ話せるようになって帰ってくることは難しいです。「英語は日本で学び、海外で使って成功と失敗を繰り返して伸ばすのが英語以外のスキルも伸ばせて効率的である」これは私の通う英会話スクールの先生が常に私を含め生徒に言っていたことです。本当にその通りだと感じさせられた2週間でした。はじめに書いた通り元々は3年前に留学に行きたいと思っていたのが結局子ども留学の最終チャンスでカナダに渡ることになりました。そのため3年前よりもはるかに英語力がついた状態でカナダに行ったので英語でのコミュニケーションは苦労することは一度もなかったです。だからこそカナダの多国籍文化で見習うべきことや、世界での問題に目を向け考える事や日本人と他の国の人の英語でのコミュニケーションの仕方で何か違うところはあるかなどの分析をする事ができたと感じます。3年前の英語力では到底できなかったことです。

実際この2週間で自分の英語力・語彙力が急激に上がったわけではないと思います。しかし、先程書いたように様々なことを考え、分析できたことでコミュニケーション能力の向上、そして世界の実態を目で見て自分の事として考える事ができるようになりました。それがこの短期留学で最も得られたものだったと思います。

留学すると英語以外のたくさんのことを学び、仲間の輪を広げることが出来ます。しかし、英語力upは日本にいながら伸ばせるものです。まずは英語を楽しむために国際交流イベントなどに参加してみるのもいいかもしれません！