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起立性調節障害

皆さんこんにちは!

トライ式高等学院 キャンパスの大西です!

本日は「起立性調節障害」について詳しくお話しようと思います。

少し長く難しいお話になるかもしれませんが、、、!お付き合いください!

起立性調節障害(OD)とは自律神経系の異常で循環器系の調整がうまくいかなくなる疾患です。

主な症状としては、立ちくらみ長時間立っていられない朝起床困難気分不良失神失神様症状頭痛など。

これらは午前中に強く午後には軽減するの傾向にあります。

なぜこのような症状が起こるかというと、

主に思春期の急激な身体発育による自律神経のアンバランスによるものと考えられています。

立ち上がった際に重力により血流がお腹や下半身に溜まることで、

脳や全身に十分な血液が行き渡らなかったり、心拍数が異常に上昇したりします。

それらの循環反応の異常により立ちくらみや頭痛、腹痛の頻度は増え、

本人の意思とは関係なく身体の調子が悪くなります。

また、朝起きられないことから不登校になる割合も多く、

起立性調節障害小児の3分の2が不登校で、不登校小児の約半数が起立性調節障害を合併していたというデータもあります。

思春期である10代に発生しやすく、学生の場合「身体が辛いのに登校しなければならない」

という圧迫感がさらに病状を悪化させる恐れがあります。

ちなみに起立性調節障害は軽症であれば症状をコントロールすることができます。ポイントとしては

水分2L、塩分10gを目安に摂る<<循環している血液量を増やすため

日中は寝転がらない<<頭の位置を心臓よりも高く

起立するときはゆっくり立ち、長時間の起立はできるだけ避ける

→どうしても立っている必要があるときは足を動かしたりクロスさせたり

ストレスコントロールをする

→ストレスは症状悪化の大きな要因に

・適度な運動を心がける!!

重要なのは起立性調節障害はあくまで身体の病気であり、本人が頑張ればどうにかなるということではありません。

医療機関での診察、適切な処置が必要となります。

そして何より、家庭や教育機関の理解、対応が重要になってきます。

決して「怠け癖」ではない。「根性」や気持ちの持ちようだけでは治らないという認識が大切です。

朝が苦手で、、、

遅刻が多くて学校に行きづらい、、、

もしこのように悩んでいる方がいたら一度医療機関にご相談されることをお勧めします。

なおトライ式高等学院は時間、授業日、登校も自分のペースに合わせて行うことができます。

朝が起きられなくて……という方はゆっくり登校→午後授業→自習など今の自分に合わせて無理なく生活を送られています!

皆様の生活習慣、学習サポートにトライ式高等学院が少しでもお役に立てればと思っております。

オープンキャンパスのご案内、ご質問、ご相談など随時お受け致します!!

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