トライ式高等学院オフィシャルブログ
東京 渋谷校ブログ記事
2017年2月28日
渋谷校ブログ
皆様こんにちは!
トライ式高等学院 渋谷キャンパスです。
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渋谷キャンパスから徒歩3分ほどの距離にあるスタジオにて、コンテンポラリーダンスを体験
できるイベントを開催いたしました^^
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ダンスイベントは以前Hip Hopを踊ってもらったことがありますが、今回はコンテンポラリーダンス。
先生に今回のイベントの相談をしたとき、そもそもコンテンポラリーダンスってなに?とというところから
のスタートでした。
コンテンポラリーダンスというのは、バレエ、ヒップホップなどのダンスジャンルすべてを取り入れている
自由な表現が行えるダンスのようで、表現の一部にセリフを入れるときもあるんです。
足を高く上げないと、動かないと、という規制がない分、振付を考えるときはどうしたら表現できるのか、
伝わるのか、というのがとても難しそうな種類のダンスだと実感しました。
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そんなコンテンポラリーダンス、参加者は全員初です!
下の写真、ウォームアップとして行った動きですが、とても大切なピースの一つなんですよね。
しかも難しい^^;; 互いに交互にするように床に手をついて、床を叩くゲームですが、途中逆回り
になったり誰がどの手?あれこれ自分の手?と混乱しながらスタートしたけど、最後はスムーズに適度に
早いリズムで回せていましたね。
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そして次は立つ練習と歩く練習に移ります。
皆さん、ここで「?」となったのでは?
何をしているかというと、魚群のように歩く練習、速度を変えて、高さを変えて、とにかくたくさんスタジオ内
を歩いて回ります。そして立つ練習というのは、先生が8回手を叩くごとに、座っているポジションからゆっくりと、
ポーズをとりながら立ち上がっていくんです。
他にもたくさん練習していますが、普段何気なく行っている動作を意識していくことに、最終的にはつながっていきます。
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ここで一つ感じたのは、「歩いてみて」と言われて全員同時に歩き始めると、人間って自然と円を描いて
ぐるぐる回るんですよね。なんとなく集合して、一定の方向に全員同じ動作をしていくんです。
今回は真似をしないことを意識してもらったので、円にならないよう、真ん中を突っ切ったり端っこに寄ったり、
それぞれの感性で歩くことを表現できていました。
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このダンス体験の最初の時、先生から「ジャッジメント」についてのお話がありました。
ダンスをする、というとどうしても自分はどう映っているのか、ポーズはきれいなのか正しいのかを考えてしまう
ことも多いのですが、コンテンポラリーダンスには正解がなく、どのようにして伝えたいことを表現していく
かなので、本当に個々の表現の仕方によってくるんです。
だからこそ、普段何気ないしぐさから、それぞれの「立つ」「歩く」を自分なりに表現するための発想力
をつけるための練習を先に行っていたんですよね。
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この後、テーマを「渋谷のスクランブル交差点」「terminal」と決めて、一つの作品を作り上げました。
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先生からの振に対する指示はなく、「歩く」「ジャンプ」「ひねる」「止まる」をそれぞれ振を考え、組み合わせ、
そして合図の言葉もなく一斉に全員が踊りだすという高度なリクエストに見事にこたえることができていました!
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正解がない、自由な発想、表現すること。
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日常生活でも「空気を読む」という言葉がでるくらい、(良い意味で)私たちって他人を気にしながら生きていると
思うんですが、それって変わったことをしてはいけないということではないんですよね。
人を傷つける言葉や行為はもちろんだめですが、そうではない主張(今ある現状についてそのままを受け止める
のではなく「疑問に思う」こと「考え」て「行動する」)は常にできるようにしていけるトレーニングをすること
で、日常が楽しくなることもたくさんあると思います!
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振付を覚えてただ踊るだけではない、貴重な体験でした。
コンテンポラリーダンス、ぜひ次回も企画したいです!!最後はフィードバックで終了。
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並木先生、そして参加してくれた生徒さん、ありがとうございました!
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トライ式高等学院 通信制高校 渋谷キャンパス
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