トライ式高等学院

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通信制高校に通うメリット・デメリット

通信制高校は「自分のペース」と「自由な時間」が特長です。
自分のペースで送れる学校生活、そして自由な時間ができることでのメリット・デメリット。
通い方、学ぶ内容、サポート体制がどのようなものかお伝えします。

メリット① 毎日通う必要がないこと

通信制高校の通学回数は、体調や気持ちの状態に合わせて選択できる学校が増えています。学習量の基準との関係によりさまざまな登校パターンを選べるようになっています。

通信制高校で生徒が勉強する学習量は、高校学習指導要領で決められており、通信制高校の場合は、各教科・科目ごとにスクーリング(面接指導) とレポート提出数が1単位ごとに決められています。全日制などに比べると学習量の基準はゆるやかです。通信制高校では、この基準を踏まえたうえで生徒の要望により、週に1日~3日、週に5日通うコースなどの通学ができるコースを設けています。

また、年に1回1週間程度の宿泊をともなう「集中スクーリング」を設けている通信制高校もあります。

メリット② 個々の生徒をしっかりサポートする体制

「高校卒業までしっかり面倒を見てもらいたい」「不登校や学校を休みがちだったが、学校には通いたい」という生徒からの要望があります。また、「高校の普通科目以外にも学びたいことがある」という要望もあります。このような要望に合わせられるのが「サポート校」です。

サポート校とは、通信制高校と提携してダブルスクールにより生徒の高校卒業までを支援する民間教育機関で、いろいろな選択肢を用意しています。通学日数を選べるようにしたり、ゆるやかな登校時間としたりするのは通いやすさを第一に考えてのことです。

体験的な授業を取り入れたり、プロの講師を招いたりして現実の社会を意識してもらいながら大学や専門学校への進学、就職などの道を見つけられるような工夫が行われています。
サポート校ならではの独自のカリキュラムと学習や生活面の支援により高校卒業まで着実に導きます。

メリット③ 自分のペースで勉強ができる

通信制高校は、単位制と学習量の基準がゆるやかなことが相まって、自分のペースで高校生活を送ることができます。3年間の高校生活の中で、スピードを上げたり抑えたりできるので、不登校が解消するまでゆっくりと勉強することもできます。
また、修得単位数が74 単位以上となれば卒業できるため、1つの科目を修得できなくても、留年にはならず、自分のペースに合わせて履修科目を選べるため、2年次以降で単位を多く修得するように頑張れば、同級生に遅れずに卒業することも可能です。

学習状態についても、不登校で未学習だった部分については習熟度別や個別対応などにより基礎から学び直すことができます。「進学コース」「特進コース」を設けている通信制高校では、志望大学の受験科目に集中するようなカリキュラムで勉強することも可能です。
国公立・私立、文系・理系、指導形態も個別指導・少人数指導など、生徒のレベルや志望校に合わせることができるような形態となっています。

このように生徒の状態ややりたいことの意向などに合わせて選べるのが、通信制高校のメリットです。
学校によっては登校パターンを途中で変更することもできるため、事情が変わった場合にも安心です。

デメリット① 自分で勉強を進める必要がある

通信制高校は、全日制に比べると授業時間数という面では少なくなっています。
年間約60通(25単位程度履修の場合) 提出が必要なレポートも提出数が多いので、うっかりすると期限に間に合わずに続かなくなるケースもあります。

この点、サポート校の「トライ式高等学院」では授業の中でレポート作成を行ったり、その授業を休んだ場合でも個別指導などで対応し、フォローするところがあります。

学校選びの中で「先生方の目が生徒全員に行き届く規模かどうか?」も一つの基準になっています。
学習面や生活面の支援体制が、生徒にとって学校生活を送る上での安心感を与えているようです。

デメリット② 人と一緒にいる時間が少ない

「通信制高校だと学校には行かないから人との関わりが少ないのでは?」と思うかもしれません。
友達を作りたい、という気持ちがある方は行事やイベントに参加してみてください。

通信制高校やサポート校では学校生活の中で、いろいろな行事やイベントを開催しています。授業の一環として行うものもありますが、基本は生徒の学校生活の楽しさをアップさせるために行っています。
行事やイベントを通して、同じ体験をした仲間ができることで安心して学べる環境づくりにつながっています。

なかには学校の行事やイベントというと「ちょっとめんどう…」という生徒もいるかもしれません。「そういう集団活動が苦手」という生徒もいるでしょう。
しかし、それぞれの行事やイベントの裏側では、担当教員によるフォローが行われていて、一人ひとりの状況に応じて参加を促すタイミングも図っています。

卒業までに必要な特別活動の参加時間数(30 時間)はありますが、普段の学校生活で自然と基準を満たせるため「参加しなければいけない」というプレッシャーは少ないです。
そのため、自由参加を基本とする気軽さがあり、生徒も構えることなく、気楽な気持ちで参加できるといったこともあるようです。このような環境の中で自然と仲間ができていきます。

通信制高校で実施される行事やイベントは本校で開催されることが多く、場合によってはお住いの地域から県外まで移動しなければなりません。
トライ式高等学院なら、全国100ヶ所以上にキャンパスがあるので、お近くのキャンパスの行事やイベントに参加することができます。もちろん参加は自由なので、お子さまのペースに合わせることが可能です。

デメリット③ 大学受験対策として別の塾・予備校に通わなければらない

通信制高校からの大学進学率は20%弱と言われており、大学受験を目指す生徒は、通信制高校とは別に塾や予備校に通うケースが多く見られます。
塾や予備校に通った場合、通信制高校との連携は取られないので、生徒自身で学習状況の管理を行う必要があります。

その点、トライ式高等学院なら、医学部や難関大学をはじめとした志望校別の大学受験対策も万全なので、塾や予備校に通う必要はありません。
さらにキャンパス長が生徒の学習状況を管理するので、生徒一人ひとりに合わせて高校卒業・大学受験に向けたサポートを行う体制が整っています。

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