「見えない障害」って何だろう？

こんにちは。トライ式高等学院千種キャンパスです。

ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

今日は、千種キャンパスの３年生Ｓ君がスタートしたばかりの、「ある活動」を紹介します。

それは、「見えない疾患・障害啓発プロジェクト」。ひとまず最初の活動として、バッジの製作販売を行っています。

＜Ｓ君の言葉より＞

難病、内部疾患、発達障害など、社会で認知されず、福祉政策でも「制度の谷間」に落ち込み、サポートが受けにくい「目に見えない」障害、困難、痛みをもつ人が数多くいます。電車で席を譲られることもなく、「怠けている」「わがまま」「やる気がない」と思われることもめずらしくありません。お手伝いをしようという意思のある人も、目に見えなければどうにもならないこともあります。そこで、「目に見えない」状態から、バッジをつけることで「目に見える」状態にして、周囲からの協力・理解を得やすくしようというのが、「見えない疾患・障害啓発プロジェクト」です。このプロジェクト名は、目に見えない障害はもちろん、慢性疲労症候群などの「疾患」を知ってもらおうという意味で名づけました。

自分の苦しさをわかってほしい困っている人を助けたい、そんな思いを込めたバッジです。

今の私にできることはこれくらい。でも、しばらくしたら他のグッズも作れるかもしれない。バッジを見た人が「見えない疾患・障害」について調べて、Twitterなんかで拡散してくれるかもしれない。メディアで取り上げられるかもしれない。私も人の行為に甘えてばっかりです。でも、少しの期待を込めて作るくらいなら、罰は当たらないでしょう。このプロジェクトは、私にとっておおきな前進でもあります。

少しでも興味をお持ちいただいた方は、下のＨＰをぜひご覧ください。

＜見えない疾患・障害啓発プロジェクト実行委員会＞

http://smilenagoya.web.fc2.com

Twitter@Mienai_Project

ＨＰ作成、バッジのデザイン・作成・発送など全てを一人でコツコツ進めてきたＳ君。活動に共感して仲間もでき始めました。これからもいろいろな活動を計画中とのこと。Ｓくんの自発的な活動を応援していきたいと思います！