私は全日制高校に通っていましたが、環境に馴染むことができず徐々にコミュニケーションが苦手になっていき、学校に行っても教室に入らず自習室でひたすら自習をしていました。
転校先を探す際には大学進学ができる環境が良いと思い、合格実績のあるトライ式高等学院を選びました。また、高校生活を楽しむための学校行事が多いことも決めた理由です。
トライ式高等学院へ入学した当初は明確な目標がなく、勉強に全く身が入りませんでした。
しかし、推薦入試の存在を知ってから「自分でもできるかもしれない」と感じ、自然とやる気が起きました。
林間学校、推薦対策合宿、体育祭、文化祭などの学校行事にも積極的に参加して友達も沢山できました。徐々に人と接することに抵抗を感じることが減っていきました。
飯田橋キャンパスでは「友達つくり部」に所属し、キャンパス行事の運営などにも携わることができました。学外活動では寮制のプログラムに参加するなど人と沢山関わったことで社交性も磨けた。
高校3年生の授業では、英語と小論文とドイツ語など推薦対策に向けた内容を中心に受けていました。講師の先生方は基本的には優しいのですが、時には厳しく指導いただくこともありました。小論文の授業では「こんな風に書いてみるのはどう?」と提案いただくことで考え方が広がりました。「あなたは発想が豊かだね」と言われたことが印象的で嬉しかったです。
英語の成績を上げるために取り組んだことは、英単語帳を何周もして、長文は音声をつけて音読しながらトレーニングしました。1番大事なことは、表面的ではなく本心で大学に行きたいと強く思い、自分が行きたい大学に行くためには何が足りないのかを分析することです。推薦入試合格に向けては面接で言葉につまらないようにどのような質問がくるかを100パターンくらい考えました。
大学に合格したときは「大学生になれるんだ!」と安心した記憶があります。
合格するまで辛かったことは自分よりも前に合格しているほかの推薦受験者を見て「自分もうまくいくかな」と不安になり、精神的に参っていた時です。頑張って周りを見ないように自分の事に集中して乗り越えました。