僕の高校生活は、病気との闘いの日々でした。高校1年生で発症し、登校することができなくなって1年休学。復学後またすぐに入院となり、トライ式高等学院へ転校しました。長く辛い入院生活ではあったけれど、僕は夢を見つけました。自己免疫疾患の治療薬の研究をして新薬を開発すること。そして、成果が出たら、臨床薬剤師として病院で患者さんに寄り添いながら働くこと。自分も病気に苦しんでいるからこそ、患者さんの辛さを理解することができ、そのような方を救いたいという気持ちが強く、勉強も頑張ろうと思えました。
トライでは、先生たちが体調のことも考慮して授業を進めてくださりました。在校生として参加したオープンキャンパスでは、最初はうまく話すことができませんでしたが、回を重ねるごとに初対面の方にも自分から話しかけられるようになり、自分に自信がつきました。この経験が総合型選抜での面接にも活きたと思います。
受験前には、キャンパス長やスタッフの方々にたくさん面接練習を見ていただきました。「しっかり受け答えができているし、相手にやわらかい印象を与えるから大丈夫だよ」と言ってもらえたことで、自信をもって受験に臨めました。当日は緊張したものの、しっかりと自分のベストを尽くすことができ、合格を掴むことができました。
僕はトライで、たくさんの自信を得ることができました。これからも自信を持って、夢に突き進みたいと思っています。