城山寛介さん

トライ式高等学院での高校生活を終えて

城山寛介さん慶応義塾大学 文学部人文社会学科

私は偏差値69の県立高校に通っていましたが、高1の夏ごろから勉強や部活、生徒会活動の両立に体がついていけなくなっていました。そんな時に、トライ式高等学院のオープンキャンパスに参加しました。先輩と一緒にゲームをしたり、お話を伺ったりといったことを通じて、先輩たちの温かい雰囲気にふれたこと、また、このままその他大勢と同じような高校生活を送ってしまうことに不安も覚えていたので、トライ式高等学院への転校を決めました。
授業は英、国、日本史を中心に2人の先生に担当してもらいました。
はじめは使う教材を全て先生に決めてもらって、それを進めるだけでしたが、時間が経つにつれて、自分が解いた参考書の質問をするなど、能動的な学びができるようになりました。
日本史の先生には、邪馬台国について定説を覆す主張をしている本をおすすめされ、お借りしました。
英語の先生は、一つの単語や熟語に関連させて、同義語などをまとめて教えてもらったため、覚えやすかったです。また合格が決まったあとは、TOEICを受けると良いと助言を貰い、そのお陰で受験が終わり、卒業式を迎えてもキャンパスで英語学習を続けることが出来ました。
マンツーマン指導のため、急な授業内容の変更や英検の面接対策などにも対応してもらえてよかったです。
受験期に入ってからは、夕食と睡眠時以外のほぼすべての時間を勉強に費やし、決めた参考書一冊を完璧にするまで取り組みました。力がついた手ごたえを感じることができました。
キャンパス長には進路の事やそれ以外の事にも親身になって相談に乗ってもらいましたが、特に入試直前には、多くの先生方に英作文や小論文の添削をまとめて見てもらえるよう配慮してくださいました。おかげで小論文では論旨がズレていないか、伝わる文章になっているかを常にチェックしてもらい、とても助かりました。
勉強のために上手く時間を使えなかったたびに落ち込んだこともありましたが、過ぎたことは仕方ないと割り切って、次はどう改善するかという前向きな思考に切り替えて頑張りました。受験勉強を通じて、より多角的視点を得られ、また自由な時間を計画的に使えるようになりました。
合格までの道のりで、特にがんばったことは志望理由書です。何度も粘って書き直しましたため、清書が完成したのは願書受付が始まった日の夕方でした。
入試本番で手ごたえを感じられなかったこともあったので、合格通知を見て素直に驚きました。同時に、同じ大学を目指している後輩を勇気づけられたかと思うと、とても嬉しかったです。
トライ式高等学院に入り、一時は嫌いになりかけた「学校」という場所のすばらしさに気づけました。周りを見れば仲間や先生がいて、共に遊び、学べるというのは意外と貴重だと改めて思えました。こうした経験から将来は教育にも携わりたいと思っています。
また生徒会活動の一環として、様々なイベントの企画運営をして、集団の中で自らが先立って動くことの大切さを学びました。今後も、人が始めるのを待つのではなく、自分から動けるように意識したいです。
最後に在校生の皆様へ。皆さんは今、とてつもなく恵まれた環境にいると思うので、人への感謝だけ忘れず学校生活を楽しんでください。
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