安達茉桜さん

人生のターニングポイント

安達茉桜さん京都女子大学 発達教育学部 教育学科

(トライ式高等学院に入学する前)
全日制高校に入学してすぐ、クラスの雰囲気に馴染めず苦痛な日々を過ごしていました。担任の先生に相談しても、その先生の対応や発言が自分自身の考えや気持ちと異なり、それをうまく伝えることもできませんでした。学校の先生からもらったアドバイスを自分に合うものだけを吸収しておけばよかったのですが、全部絶対に実行しなければならない義務的なものとして捉えてしまい、何もできない自分が嫌になり、こんな私が学校に行っても怒られるかもしれないと恐怖を感じるようになりました。学校のことを考えると夜も寝ることができず、そのために朝も起きられないという悪循環に陥ってしまいました。
この現状が続いたらもっとしんどくなってしまう、いち早く脱却したい、という想いが強くなり、高1の8月頃に転校を決意しました。トライ式高等学院では、マンツーマン指導で自分に合ったペースで勉強することができることと、将来小学校の先生になりたいという夢も今からでも叶えられる、諦めなくてもいい、とキャンパス長に言ってもらえたことが心強かったです。

(トライ式高等学院に来てから)
トライ式高等学院に転校してからは、大学受験対策として英語・国語・日本史・AO対策として週5回のマンツーマン指導を受講していました。
英語の清水先生は、いつも優しく、気さくに話してくれました。どんなに小さなことでも褒めてくれます。入試対策では、自分の苦手なところを重点的にしながら、単語や熟語は毎回、授業の初めにテストをしてもらっていたので、コツコツと進めたい私にぴったりのカリキュラムをつくってもらえました。
国語の中村先生は、英語と同様、毎回授業の初めに古文単語をテストしてもらっていたので、着実にレベルアップをすることができました。現代文では過去問の間違えたところを私が本質的な部分まで理解できるようにかみ砕いて説明してくれました。それでも理解できない場合は、身近なものに例えたりしてくれました。
日本史の大西先生は、「この教材はいつまでに〇周しましょう」など、いつも具体的に自習アドバイスをしてくださりました。また、日本史以外の強化についても、勉強法や自習方法などを親身になってアドバイスくださりました。授業では先生自作の時系列になったノートを用いて進めてもらい、年代や国名が複雑な時代でも理解しやすく、自習の時にどんな教材よりも役に立ち心強かったです。
AO対策として小論文や面接を担当いただいた鴻山先生は、いつもハッキリと改善点を指摘してくださり、自分では見えていなかったり気付けていなかったりした部分まで教えてくれました。家や電車の中でも、いい言葉や使えそうなネタを発見したらメモする習慣もつきました。先生の子育て経験なども雑談でお話いただき、今の教育現場での問題点や改善点を知るきっかけもいただき、将来教育に携わりたい私からすると、親目線の考えはすごく役に立ちました。

トライ式高等学院に来る前は、何に対しても無気力で勉強するために机に向かうことすらできませんでしたが、少しずつ段階的に授業を入れてもらうことで、自分の心や体と向き合い習慣化することができました。また、キャンパスには学年関係なく勉強に励む生徒がたくさんいるので、いい意味で刺激を受けてやる気をもらうことができました。
マンツーマン指導は、自分のペースで学べて、分からないところもそのままにしておかずすぐに聞くことができるので勉強も苦痛じゃなくなりました。また、体調や、私が参加する行事(修学旅行や遠足など)に合わせて宿題も調整してもらえるので、無理なく安心して進めることができました。

(大学入試に向けて)
大学合格に向けて、一日6~7時間は自習をする習慣がつきました。キャンパスに登校しない日も規則正しく過ごすように意識して、自分で決めた一日の目標は絶対に達成できるように過ごしていました。また、勉強のやる気が出ないときや隙間時間では、教育系のWeb記事を読んだり、YouTubeで教育系の動画ニュースを見たりしました。学力の勉強とは違って、総合型選抜の対策(面接や小論文)は成果が数値化できないので、不安も大きかったのですが、その分きっと運要素が大きいはずとプラス思考に捉えて、少しでも運を高められるように、生活の一部に入試対策を取り入れるように意識しました。

勉強ができるようになった一番のきっかけは、6月と8月にそれぞれ推薦対策合宿に参加したことです。自己分析や面接対策をする合宿ですが、最初は何一つとして話すことができなかったのですが、4日間みっちりと手厚いサポートや何度も実践を重ねる機会をもらい、4日目には公開面接でしっかりとお話することができるようになり大きな自信に繋がりました。
また、その後もキャンパスで面接対策を継続的に実践したり、態度や雰囲気といった細かいところまで色んな講師に見てもらえたり、モチベーションを保つことができました。

大学の合格通知を受けた時は、頑張ってきてよかったと思えたのと同時に、家族や講師、スタッフの皆さんがいなかったらここまでたどり着くことはできなかっただろうなと感謝の気持ちが大きかったです。いろんな人が、私の合格を喜んだりお祝いしてくれたりして、とても嬉しかったです。

(トライ式高等学院でのキャンパス生活)
トライ式高等学院に入学するまでは、前籍校での生活がトラウマで、なかなか友達を作ったり人と話したりすることに苦手意識がありましたが、キャンパスでは色んな子が私に話しかけてくれて、友達とおしゃべりすることが楽しいと思えるようになりました。
また、満員電車や人ごみも苦手でしたが、慣れてきたら授業を朝から入れていくことで少しずつチャレンジすることができて、今では不安なく通学できるようになりました。

また、キャンパスのスタッフの皆さんが、転校当初から何か節目のチャレンジがあるたびに、温かく応援してくれたり励ましてくれたり話を聞いてもらったりしたことがとても心強かったです。自分の中で不安な気持ちが大きい時にも、優しく寄り添ってもらえて、すごく安心し、「大学に合格したい」という気持ちもより一層大きくなりました。私が上手く話せなくて口ごもることがあっても、いつも話し出すことを温かく待ってくれ、勇気が出るように背中を押してもらいました。

トライ式高等学院のオープンキャンパスのお手伝いをしていたときに、キャンパス長の好本さんが「日本一あたたかいキャンパスを目指しているけれども、生徒達を温室育ちにはしたくない」とお話されており、普通なら温かくしたいがために生徒を甘やかしてしまいそうなところ、私たちの今や将来のことを考えてキャンパスづくりをしてもらっていることが素敵だなと感じ、心強かったです。

(将来)
私は将来、どんな子どもにも平等に教育の機会が与えられるような小学校教諭になりたいです。また、自分が学校に行けなかった経験を活かして、優しく寄り添える安心感のある先生になりたいです。トライ式高等学院に毎日行くことができる環境に感謝の気持ちを忘れず、高校生活で得たことを大切にしながら大学生活を送りたいです。

(検討の皆さんへ)
トライ式高等学院に来て、最初は自分自身がコンプレックスで不安に思うことが多かったけれど、同じような境遇の子達と話していく中で、自分は一人ではないことを知って、その子達も自分の目標に向かって頑張っているから、自分も頑張ろうと勇気をもらいました。これからは、自分が送ってきた高校生活に自信と誇りを持って、大学生活を楽しみたいです。
トライ式高等学院は全日制高校に比べると、人との関りが少なく、自分が今どこに立っているのか、このままで大丈夫なのか、不安に思うこともあると思います。ただ、焦らずに地道に努力を重ねることで、入試や大事なときの自分の糧になります。困ったときには助けてくれるスタッフ講師の皆さんや仲間たちがいます。なので、自分がしてきた選択や努力に自信を持って、これからも頑張ってほしいです!!
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