トライ式高等学院オフィシャルブログ
岡山 岡山校ブログ記事
2015年6月20日
岡山校ブログ
ブログをご覧の皆さん、こんにちは。岡山キャンパスです。
すっきりしない天気が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。今日は、そんな雨の時期でも楽しめる工場見学の課外学習の様子をお伝えします。
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今回お世話になったのは、\キリンビール岡山工場/!!
キリンと言えばまずイメージするのはビールですが、皆さんご存知の通り、ジュースや紅茶などのソフトドリンクも製造していますよね。
先日の工場見学では、やはりキリンが最もこだわっているビールの製造ラインを見学させていただきました。
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岡山駅から約20分電車に揺られ、やってきたのは万富駅。のどかな風景が漂う静かな駅です。
駅に着くと、工場見学専用のマイクロバスがお出迎え!バスに乗り、工場までの道を快適に移動しました。
ここキリンビール岡山工場は、岡山駅の開業と同じ年である1972年に操業を開始し、今年で44年となります。
まずは映画館のようなスクリーンのある部屋に行き、岡山工場長の方の商品に対するこだわりを語っているVTRを見ました。
その中で「ビールの素は「ホップ」だ」というお話が出てきたのですが、\「ホップ」ってそもそも何なのか?/というところから、見学がスタートしました。
写真左がホップ。2つに割いてみると、何とも言葉に表せない芳醇な香りが!
中に黄色の粉が隠れているのですが、これがビール独特の爽やかな苦味や泡立ちをもたらしているそうです。
写真右は麦芽。実際に味わってみると、ほんのり甘味が感じられました。
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これがどのようにビールになるのかは、パンフレットに詳しく書かれていました↓↓↓
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ここからは、工場内で撮影した何枚かの写真をお見せしますね。
写真左は「仕込釜」、そして写真右の白いタンクは「発酵タンク」と呼ばれるものです。
タンクの中には缶ビール約150万本相当の量が入っているとか!ちなみに、これを1人で全部飲み干そうとすると、4000年かかるそうです(^^;)
こちらは缶詰めの工程。1分に2000本のビールが詰められています。
写真では分かりにくいですがこの時点では缶が逆さまになっていて、ふたがしっかり閉まっているかを確認するためだそうです。
こちらは商品の箱。よく見ると、箱のかどがないことにお気付きになりませんか?
これは環境に配慮し、資源の無駄を省くためとのこと。四隅のかどを切り落とすだけで、年間約19トンの資源を節約しているんですって!
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最後に、キリン製品の試飲コーナーにてソフトドリンクと、工場限定の柿の種(チーズ味)をいただきました♪
※大人で車の運転がない方はビールの「一番麦汁」の試飲が3杯まで出来るとのこと。
私たちは未成年なので、当然お酒は飲めません。お酒は20歳になってから!
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約70分の行程はあっという間でした。
工場内は広々とした開放的な空間、工場の外も緑がいっぱいの、きれいで穏やかな場所でした。
吉井川の環境保全にも尽力されているそうで、大きな企業でありながらも地元を大切にする姿勢が伝わってきましたよ(^^)
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これにて工場見学は終了!
来月の課外学習は「リューター体験」。ガラス製品のデザイン技術について学びます。
そちらの模様は後日追ってお知らせします♪