田中絢野さん

なんとかなっちゃった

田中絢野さん鹿児島大学 水産学部

高校2年の冬くらいから高校の教室に行くのが怖くなり、どんどん自分に自信が無くなっていきました。進学校だったこともあり「自分はどんなに頑張ってもまわりのみんなほど勉強ができるようにはならないし、特にこれといった長所もないし、勉強も部活もしなきゃ…」と焦ってしまい、3年生に進級してみてさらにその気持ちが大きくなりました。未来に対しては真っ暗という印象でした。トライ式高等学院への転校を決めたときもまだ本調子ではなく、朝起きて朝ごはんを食べて着替えて外に出て…ということすら難しくなってしまっていたのでそこから、勉強に対して集中できる状態になるまではかなり時間がかかりました。担当していただいた講師の方々は、色々なテキストを駆使して、自分に合わせた授業を行って下さり、常に前向きで明るい言葉をかけてくれてそれによってモチベーションが上がっていきました。今まではやらなきゃいけないというプレッシャーから常に追い込まれている感覚だったのが、そのうちやらなきゃいけないなら、今から少しずつでもやっていければいいと考えるように変化していきました。それまでは苦手な科目を克服することを目指していましたが、得意教科をさらに極めることに意識を変えて試験の直前は得意科目ばかりやっていました。それによってさらに得意科目が伸びたことも意識が変わったからだと思います。勉強を頑張ったというよりも、この経験が人生においてとても大切なことを学ばせてもらえ、人間としてかなり成長できたと胸を張って言えます。講師の方々にサポートしてもらったおかげで少しだけ自分もやればえできるかもと思えるようになりました。共通テストも結果が出なかったので半ばあきらめかけていましたが、キャンパスに行くたびに「あなたなら大丈夫よ」と声をかけてもらい、かすかな希望となりました。その希望を胸に諦めずに試験を受けた結果、鹿児島大学に合格することができました。受かった瞬間は「え?本当?」というくらい信じられなかったですが、正式に書類が届いて「あぁ受験がおわったんだ」という気持ちになりました。前の学校ではひたすら自分を追い詰められていくような心の持ち方をして身も心もボロボロになっていくような毎日しんどいという感覚だったけれど、トライ式高等学院に転校して、今までの体の重さがスッと軽くなり、「やらなきゃいけない」ではなく自ら「やろうかな」と変わり、結果自分の夢である水族館で海獣を担当する飼育員の仕事に一歩近づける大学に合格することができました。私でもできたことだからきっと大丈夫です。
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